Yutoのポケモンランクマッチ日記

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ポケモンSV S4ランクマッチ総括記その5ー華姫とその親衛隊ー

0.はじめに

 みなさん。こんにちは、Yutoです。新年度が始まり、新歓のイベントを経て、ようやく構築記事を書く暇を見いだせたので書いていこうと思います。僕自身、今期は剣盾・SVを通して初めて実力でR1800超えで終われる事が出来たので、今日はその構築を紹介しようと思います。それでは、本編へ、どうぞ。

 

1.構築紹介

S4の結果 最高R1878(多分1600位くらい) 最終R1803 (4198位)

 

2.構築経緯

 もともと、僕は毎シーズンフラージェスとともにランクマッチをしているのだが、以前S2で使ったアシストパワー型のフラージェスを使おうと思ってまず、それをどこかで使おうと考えていた。そこで、鋼タイプが殺人的、特にジバコイルが重いので、こちらもジバコイル、さらにボディプレスを採用する事で対策した。さらに先発要員兼S3でめちゃくちゃ流行ったセグレイブ+ハバタクカミ+ヘイラッシャ、通称セグカミラッシャと呼ばれる構築が流行ったので、その対策をある程度1体で見れるゴーストテラスタルACSテツノブジンを採用、ただ、地面の一貫が凄まじいので、地面の一貫を切り、かつ制圧力のあるスカーフASムクホークを投入。これでも、まだ物理のポケモンが重いと思ったので、キョジオーンを入れたがこのポケモンは火力があまりないので、その意表を突くためにAに努力値を全振りして、採用することにした。そして、最後に前期流行った残飯アシストパワー型クエスパトラに破壊される未来が見えたのでそれに強いドドゲザンの採用でパーティがまとまった。

 

3.個体紹介

フラージェス 

性格:図太い 特性:フラワーベール

持ち物:たべのこし 

努力値 HB極振り

テラスタイプ:水 

技 ドレインキッス アシストパワー 瞑想 みがわり

 

いつも構築に入っている嫁枠。今回は以前S2で使っていた瞑想アシストパワー型の採用で決まった。やはり、対特殊には、無類の強さを誇り、テツノツツミやハバタクカミを返り討ちにしたり、キョジオーン、モロバレルなどのような陰キャポケモンは上からみがわり+瞑想をすることで起点に出来たり、とやはりしっかり活躍したのではないか、と思う。正直ツツミがメガネを持つ分には良いが、終盤にハバタクカミがメガネを持つようになってから、若干勝率が落ちたような気がする。また、このポケモン普通に1対3まで追い込まれて、ほぼ負け確の状態から、ヘイラッシャとハバタクカミをしばいてなんとか僕史上初のDRAWに持って行く事が出来るほどのポテンシャルがある事を改めて再確認した。水テラスを切る事で、A120ヘイラッシャのウェーブタックルが身がわりを割る事が出来ず、残飯の回復量×2とドレインキッスの回復量でみがわりに貼るHPよりも上回るので、本当にゾンビみたいな立ち回りによってしばける事が分かった。

 

②テツノブジン

性格:やんちゃ 特性:クォークチャージ

持ち物:気合の襷

努力値:A252C228S28(準速セグレイブ抜き)

テラスタイプ:ゴースト

技 ムーンフォース インファイト はたきおとす かげうち

 

両刀型の先発要員。可能な限り火力に追求して、Sは準速セグレイブ抜きまで振った感じの調整で採用した。可能な限りS3でめちゃくちゃ流行ったセグカミラッシャという構築に1体である程度見れるように、そして取りこぼしたのを後ろでスイープする、という意識をもって選出した。普通に無邪気AS振りでも良かったが、ヘイラッシャ相手にあまり削れないで退場する可能性があったので、AC振りにした。かなり使用感は良く、大半の構築に対して初手で出していた。ただ、タイプ的に、毒タイプになにも出来ない技構成のため、裏のポケモンで対抗するしか無かった。後は、裏から出てくるミミッキュに対して上からしばかれた事も多かったので、Sを最速ガブリアス抜きまで振っても良かったかもしれない。

 

③ドドゲザン

性格:いじっぱり 特性:そうだいしょう

持ち物:くろいメガネ

努力値:HA極振り余りS

テラスタイプ:あく

技 ドゲザン アイアンヘッド ふいうち ハサミギロチン

 

基本的にラスト1体ですべてをひっくり返す火力の鬼。S1でチョッキ型をしていたが、今回は黒いメガネにする事で今までの火力の1.2倍をたたき出せるようになり、ドゲザン+ふいうちで倒せる相手が大幅に上がった。ただ、逆にミラーにはあまり強くはないため、そこは諸説ある。(というか、ドドゲザンに格闘技が入っているケースがS1と比べて体感かなり減った)最後のハサミギロチンを採用したのは、極論どんな相手にも30%の勝ち筋を見いだすために、採用した。これで10試合くらい勝ちに救われたし、10試合くらい外しすぎて落としたものもある。

 

④キョジオーン

性格:いじっぱり 特性:がんじょう

持ち物:ノーマルジュエル

努力値:HA極振り余りD

テラスタイプ:ノーマル

技 だいばくはつ しおづけ じしん じこさいせい

 

本構築1のテロ枠。技構成的に舐めてるだろ、って思われそうですが、僕はいたって真剣な考えで採用した。そもそもキョジオーンを言えば、特性のきよめのしおがとても強いので、多くのポケモンが催眠技や状態異常にしてくる技を打たないと思います。実際僕も相手がキョジオーンが出てきた際には、フラージェスで身代りと貼って逆に嵌めていくことで対策していた。では、逆に相手のキョジオーンの特性がきよめのしおでは無かったとしても、おそらく状態異常にしてくる技を打てないだろうと思います。そこで、僕は無理矢理相討ちに持って行って能動的にドドゲザンの火力を上げるために、基本2番手に選出することを心がけた。まず、ノーマルジュエル込みのだいばくはつってどんな火力が出るのでは、と思うだろうと疑問に思うでしょう。ダメージ計算スマホアプリ、ダメ計SV様によると、なんとヒーローモードの耐久無振りイルカマンが175~206(100.0%~117.7%)でちょうど確定1発で落とす事ができるのだ。他にも頑丈で1発耐えて無双状態に入ったポケモンを無理矢理倒せる、というメリットもある。なんなら、テラスタルする事で等倍相手はほぼ確実に耐える事は出来ないのだ。例えば、鬼火でやけど状態になったとしてもウルガモスがワンパンされるほどである。ただ、爆発するタイミングはよく考えてからでは無いと、ただの無駄うちになり、かえって自分が不利ななるような展開になりかねないので、よく注意する必要がある。

 

ジバコイル

性格:控えめ 特性:アナライズ

持ち物:とつげきチョッキ

努力値:H236B124C148

    調整意図:HBハピナスにB151ボディプレスで136~160(37.5%~44.1%)

         アナライズ込みで確定2発

 

前期終盤に続いて2シーズン連続での採用。ジバコイルはアナライズ込みでかなりの火力を出せるが、やはりハピナス、ラッキーに止められてしまうので、役割破壊枠としてあまろ採用されていないボディプレスを採用した。この技ろ採用するおかげでドドゲザンにもある程度抗えるようにしている。また、テラスタイプは飛行にしてあるが、これはジバコイルに飛んでくるであろう地面技や格闘技を透かせて返り討ちできるからである。飛行テラバーストを採用しなかった理由は、あまり要らないかな、と思ったのと、飛行技の通りがあまり良くないな、と思ったので、採用を見送った。フラージェスが苦手な鋼タイプを受けてくれるので、個人的には、補完が良いと思った。

 

ムクホーク

性格:いじっぱり 特性:すてみ

持ち物:こだわりスカーフ

努力値AS極振りあまりH

テラスタイプ:飛行

技 ブレイブバード 捨て身タックル インファイト とんぼがえり

 

飛行の一貫を切り、かつ耐久のないポケモンを上からしばく高速高火力ポケモン。A特化から放たれるすてみブレイブバードは生半可な耐久では当然2耐え出来ない。なんなら、テラスタルすれば、セグレイブすらワンパンできる火力であるのだ。特に上からの制圧力が異次元であるのだ。ハバタクカミ、テツノツツミは何も考えないでワンパンできるので、かなり使いやすかったと思う。その反面、こちらもまともな耐久がないので、一発攻撃をもらうだけで普通に死にかねないくらいほどの貧弱耐久である。(以前使ったエーフィやパーモットよりはマシ)あと、シンプルに物理受けにはむちゃくちゃ弱いので、アーマーガアとかに一回突っ込むだけで体力3分の1くらい余裕で持って行かれる。なので、基本的に飛行の一貫を作る事が必要である。もともとインファイトではなくいのちがけを採用したのだが、1回も使う機会が無かった。

 

4.感想

今期はもともと3桁を目指せそうな構築を組めたと思って、潜っていたが、最終日直前にかなり負けがずるずる行ってしまったのが、悔しかった。一応、3月25日時点でR1878を出せてたが、そこから負けが立て続けに続いた時点で、構築をもう一回考え直さないといけないな、というように感じた。その時点で、もっと早く決断出来ていれば、今期の最終レートより高く残す事が出来たのかもしれない。来期からは厄災ポケモン達が参戦し、さらにプレイヤーのレベルが上がる事だろうと予想される事から、厳しい戦いが続くと思われるが、来期以降はR1900達成を目指して1戦1戦大切に挑んでいきたい所存である。

 

5.きついポケモン

①初手カバルドン展開

・今期はカバルドンに対する解答が見つからず、よく見るカバルドン+トドロクツキ+サーフゴーの並びに対する勝率がかなり低かった。対策としてちょうはつを入れるのが正解なのだが、それにマッチしたポケモンが見つからなかったかなと思う。

ミミッキュ

・意外かと思うかもしれないが、割とボコボコにされた相手。初手テツノブジンで1体持って行った後に、出てくるミミッキュに対して化けの皮を剥がせずやられてしまう事が多かったので、そこが、もう少し改善の余地があったのではないかと思う。また、フェアリーの通りがかなり良かったのも構築の段階で反省すべき点である。

③イダイナキバ、テツノカイナをはじめとする格闘ポケモン

・パーティーに格闘弱点のポケモンは3体いる時点で異常な気もするが、特にイダイナキバはテラスタルで鋼に変えてくる事が多く、そのためにテツノブジンが返り討ちに遭うケースがまあまああったような気がする。たまに鋼テラス1点読みでインファイトを押して処理していたが、それでも動きとしては全く良くないので、気をつけるべきである。テツノカイナ自体は格闘に加えて、さらに一貫のある電気タイプを持っているので、かなり処理に困った記憶がある。

 

6 基本選出

テツノブジン+ドドゲザン+@1

(対受けループ)

フラージェス+ジバコイル+キョジオーン

(セグカミラッシャ)

・テツノブジン+@2

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも、フラージェスとともに頑張りますので、その様子を見てくれたらありがたいです!!